社長ブログ
北伸コラム2⃣【サイディング】
2024年10月23日(水)
①水は建物の大敵
②水を防ぐサイディング
③実はサイディングは水に弱い一面がある
④コーキングに気を付けよう
外壁に求められている性能は沢山ありますが、最も大きな目的はやはり雨風を防ぐということでしょう。建物にとって水は大敵です。建物の内部に水が侵入すると、カビが生えたり、腐ったり、白アリを呼び込んだりと全くいいことがありません。
現在、窯業系サイディング壁は、防水性能や防汚機能、耐候性も非常に向上しています。そのため新築住宅の多くに使用されています。富山県のような夏は暑くて雨が多く、冬は寒くて雪が多い、湿気の多い土地で使うにはとても大切で重要な注意点があります。
サイディング壁の一部を構成しているコーキングという目地に施されている柔らかいゴム状の目地材があります。注意点は、この目地材が劣化して切れたり、外れたりすると、それまで防いでいた雨水がサイディングの裏側へ侵入してきてしまうという事です。すると、これまで痛んでいなかったサイディングが急速に痛んでしまいます。
何故でしょうか?
それは先述の通りサイディングの表面はとても高機能の塗装が施されていますが、裏面には何も塗装されていないからです。当たり前なのですが、メーカーさんは裏側に水が回ることは考えられていないのです。その水を止めているのが先ほどのコーキングです。
私がこれまで見てきた中で、早いものでは6年ほどでコーキングが切れていたものがありました。ハウスメーカーさんによっては長寿命のコーキング材を使っているところもありますが、まだまだ少数派です。コーキングの表面にひび割れが現れたら、専門業者さんに見てもらいましょう。奥まで達していなければまだ大丈夫ですが、もうそろそろコーキングの打ち替えの時期が来たという目安です。
弊社では、基本的にサイディングのコーキングは打替えが基本です。コーキングの上からも塗装を施すので耐久性もさらに向上します。オプションで長寿命のコーキング材での施工も可能です。
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【昭和41年創業の確かな実績】
富山県小矢部市の塗装専門店
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執筆者/監修者
株式会社北伸 代表取締役
次郎嶋 延吉
1級土木施工管理技士・2級建築施工管理技士・外壁劣化診断士・監理技術者・赤外線建物診断技能士・高所作業車・フルハーネス・クレーン運転・危険物取扱・建物仕上診断技術者・石綿含有建材調査・有機溶剤
一般的には漆だとか柿渋だとか丹塗りとかという古より日本にある塗り物と塗装というのは全くの別次元なものです。塗装というお仕事というのは、基本的に明治以降おもに当時のパリ万博に漆の職人さんが出向いてその技術を伝来したのが始まりとされています(長崎の出島周辺を除きます)そこから始まって150年たった現在、塗装は大きく進歩しました。
その進歩した塗装の技術を使って皆様のお役に立ちたいと社員一同皆、日々頑張っております。
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