社長ブログ
北伸コラム5⃣
2025年05月02日(金)
最近、「防汚塗料」という言葉を塗料のカタログで目にすることが増えましたが、 実は「塗料で汚れを防ぐ」という考え方は、それこそ私が学生だった頃からありました。
当時は、塗膜をごくごく薄くし、汚れと一緒に剥がれていくことできれいな状態を維持しようという考え方が主流でした。
また、「水を弾けば汚れが付かないのではないか」という考え方もありました。
ところが25年くらい前からこの考え方が変わってきました。
塗料メーカーがさらに汚れを分析してみたところ、汚れには
油になじむ「親油性」と水になじむ「親水性」があり、より汚れが目立つのは「新油性」の方だということが分かりました。
そこで、「塗膜の方を親水性にすることで水の膜が表面に張られ、汚れが自動的に落ちていくのではないか」と出来たのが現在の防汚染塗料です。
初めてその塗料で出来た塗膜を見た時にびっくりしたのを覚えています。
今や外装用塗料には当たり前の機能になっています。
弊社にもその塗装のサンプルをご用意しておりますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。
執筆者/監修者
株式会社北伸 代表取締役
次郎嶋 延吉
1級土木施工管理技士・2級建築施工管理技士・外壁劣化診断士・監理技術者・赤外線建物診断技能士・高所作業車・フルハーネス・クレーン運転・危険物取扱・建物仕上診断技術者・石綿含有建材調査・有機溶剤
一般的には漆だとか柿渋だとか丹塗りとかという古より日本にある塗り物と塗装というのは全くの別次元なものです。塗装というお仕事というのは、基本的に明治以降おもに当時のパリ万博に漆の職人さんが出向いてその技術を伝来したのが始まりとされています(長崎の出島周辺を除きます)そこから始まって150年たった現在、塗装は大きく進歩しました。
その進歩した塗装の技術を使って皆様のお役に立ちたいと社員一同皆、日々頑張っております。
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