はい、自然災害が原因で受けた損害に限り保険適用されます。

火災保険の種類や契約内容にもよりますが（加入されている保険証券をご確認下さい）

例えば、火災のほかに落雷　風災　雪災による損害が補償されます。

経年劣化による破損は保険適用外です。

自然災害で被害にあった個所を復旧させるのが目的の保険です。

弊社も昨年、大雪が原因で倉庫の窓ガラスが複数枚破損、落雷で電動シャッターが動かなくなりました。が、なかなかこれらの損害＝火災保険と結びつきませんでした。

大雪が原因で倉庫窓ガラス破損の場合は、被害発生時の写真を撮る必要があるそうです。

シャッターが動かなくなった時は、電気業者に修理を依頼して、落雷が原因だと特定してもらいました。

では、外壁屋根破損はどのように自然災害か経年劣化か特定すればいいのでしょう？

はい、なんだやっぱり絶対言うと思ったという流れですが、今から言います。

破損劣化原因の特定は、私ども専門家にお任せ下さい！

火災保険申請の受理には、自然災害に由来するものであるかの証明が必要になります。

外壁修理　火災保険で検索すると、それらしいウェブサイトが山ほど出てきます。

「火災保険で0円修繕」 「受給できなくても無料」

個人的に、これらの表現には慎重になってしまいます。昔から「ただより怖い物はない」を疑わず信じてきました。実質自己負担0円で実施できる場合もあるようですが「自己負担を減らして修繕できる場合があります」という表現の方が、真実味があって良心的かなと思ってしまいます。

加えて、「足場の設置費無料」販売金額に斜線を引き、隣に半値金額「今ならこんなにお得」も、

胡散臭い輩が好んで使う、決まり文句決め台詞だと思っています。是非慎重にご判断ください。

人が労力を費やし、モノが動くという事は、それだけの経費も発生します。そんなに簡単に半額や無料にはなりません。なったとしたら、他の項目で調整されているか、元々その程度かそれ以下の価値なのです。

台風が増える季節を迎える前に、加入している火災保険の種類と内容を確認するのも大切な備えのひとつかもしれませんね。

何もないのが一番ですが、もしもの時には是非ご活用ください。よろしくお願いいたします。