刷毛の注文
2024年04月22日(月)
弊社の職人が使う刷毛を注文しました。
住宅の外装で普段使うのはとても安いほぼ使い捨ての刷毛を使っています。 これには訳があって、最近の住宅に使われている塗料はとても性能が向上していて、シンナーで拭けば溶けて剥がれてしまうのではなく、反応硬化型といって分子的に結合している塗料を使っています。夏場などは使っているうちに固まってしまったりするので使い捨ての刷毛を使っています。
今回注文したのは普段使っている刷毛の十倍くらい値の張るものです。当然仕上がりも抜群でかすれやスケなどは皆無です。
もちろん使い始めからすぐにその状態にはならず、なじむまでいろいろな作業があります。
よい刷毛と、そうでもない刷毛の違いをじっくりと感じて欲しくて時々高い刷毛を買います。
でも、もうその高い刷毛は受注生産しかないそうです。
時代は変わっているんですねぇ。
執筆者/監修者
株式会社北伸 代表取締役
次郎嶋 延吉
1級土木施工管理技士・2級建築施工管理技士・外壁劣化診断士・監理技術者・赤外線建物診断技能士・高所作業車・フルハーネス・クレーン運転・危険物取扱・建物仕上診断技術者・石綿含有建材調査・有機溶剤
一般的には漆だとか柿渋だとか丹塗りとかという古より日本にある塗り物と塗装というのは全くの別次元なものです。塗装というお仕事というのは、基本的に明治以降おもに当時のパリ万博に漆の職人さんが出向いてその技術を伝来したのが始まりとされています(長崎の出島周辺を除きます)そこから始まって150年たった現在、塗装は大きく進歩しました。
その進歩した塗装の技術を使って皆様のお役に立ちたいと社員一同皆、日々頑張っております。
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